スペイン サッカー連盟は Smartsheet でシナジー、可視性、効率性を達成
スペイン サッカー連盟は、「スペインのサッカーを変え、現代化する」という共通の目標に向かって、23 の地域連盟のネットワーク内で 3 万ものクラブを連携させる必要がありました
共通のゴールに向かって連携
RFEF は 23 の連盟と 3 万のクラブでの戦略と実行を連携させ、スペインのサッカーを変え、現代化する
世界を制した伝説的なスペインのサッカー チームをすでにご存じかもしれませんが、その裏にはスペイン サッカー連盟 (RFEF) の存在があります。プラットフォームの一元化のために Smartsheet を使用し、Uniendo Nodos の力を借りて、RFEF はチームと地域連盟をまとめ、スペインのサッカーをデジタルに変革し、現代化しています。
「スペインの戦略的アクション プランの基本軸の 1 つがデジタル変革でした。私たちは自動化を増やして目標を追跡し、共同作業とコミュニケーションを最適化する必要がありました。」
RFEF の戦略プラン担当 UEFA コンサルタント
世界を制した伝説的なスペインのサッカー チームをすでにご存じかもしれませんが、その裏にはスペイン サッカー連盟 (RFEF) の存在があります。RFEF は 1909 年に設立され、スペイン サッカーの統治組織として大会を運営し、様々なレベルで構成されるスペイン サッカー リーグ システムを管理しています。また、サッカーおよびフットサルのスペイン代表チームの運営陣を指名しています。スペイン サッカーの統治組織として、RFEF は現在 100 万人以上の登録選手を抱えており、彼らは 3 万の登録サッカー クラブに所属しています。RFEF の戦略および国際関係コーディネーターである Carlos Nadal 氏は、そのようなレベルの規模や複雑さを管理するには「チームワークが大切」だと感じています。「毎日フィールドでそのことを目にしています。私たちはスペイン サッカー連盟の運営にもチームワークを取り入れていると言えます。」
分断された複雑なネットワークを再形成する
23 の地域に 3 万のサッカー クラブが分散しているため、全国規模で共通の戦略プランを作り、それを中心に連携するのは難しい場合があります。しかし、その戦略プランの実行、特に広い規模での実行も同様に乗り越えるのが大変な問題です。
「スペイン戦略アクション プランの基本軸の 1 つはデジタル変革でした。当初、私たちは追跡に Excel シートを使用していました。しかし、様々な地域の連盟の全面的な発展を追って管理することはおろか、スペイン連盟内の業務自体を追跡し管理することさえ複雑な作業でした」と、RFEF の戦略プラン担当 UEFA コンサルタントの Francesc Solanellas 氏は言います。
そこで全体計画と目標を実行するにあたって、RFEF は組織がもっと構造的な方法で動けるようなデジタル ソリューションを探し始めました。「自動化を増やして目標を追跡し、共同作業とコミュニケーションを最適化する必要がありました」と、Solanellas 氏は付け加えました。また、RFEF は組織がデータに基づいて決定を下せるよう、関連データへのアクセスを改善する必要もありました。
アジャイルでシンプルなソリューションを見つける
RFEF は、戦略的な目標についてグローバルな連携をサポートしてくれそうな様々なプラットフォームの評価を始めました。
「Smartsheet には、私たちが必要としていた柔軟性とスケーラビリティがありました。また、私たちが毎日のように使っていた他のソリューションの一部に統合することもできました」と、Nadal 氏は述べます。
RFEF にとって、分散しているユーザー ベースが採用しやすく、使いやすいソリューションを導入することも重要でした。組織は Smartsheet の公式パートナーである Uniendo Nodos に、実装とスタッフの研修を頼みました。
役割、タスク、インサイトを割り当てる
RFEF は Smartsheet を使用して業務を構造化し、戦略目標と下位目標を各地域の連盟に割り当てました。一元化されたプラットフォームでは、各目標に対する具体的な健全性指標と一緒にタスク、予算、カレンダー、時間、レポートをまとめることができました。「 Dynamic View、WorkApps、 Calendar アプリ、 Data Shuttle も使用して、共同作業と可視性を改善して、業務を効率化しました」と、Uniendo Nodos の CTO である Rafa Serrano 氏は述べています。責任のあるチームはすべてプラットフォーム内で特定の役割を与えられ、様々なツールとデータにアクセスできる多様なレベルの権限を付与されます。例えば、地域マネージャーは担当地域のプロジェクト シートを操作できますが、チューターができるのは割り当てられた地域に関連するシートやスコアカードの閲覧のみです。RFEF は Smartsheet の Data Shuttle を使用してプラットフォームを他のソリューションに統合し、Data Mesh で入力ミスなどのエラー、データ入力の重複、不要な作業を取り除いています。このアーキテクチャは実装にあたって話し合うべきことですが、エンド ユーザーは、戦略的な変化を促進するために RFEF が使用するプラットフォームを構成している具体的な要素を知る必要がなく、担当している業務とデータに集中できることに触れておくべきでしょう。
団結したチーム
「私たちの課題は、4 つの共通の戦略目標を中心に、複数の地域連盟の業務を連携させることでした。それらには、メンターからマネージャーまで様々な役割の人たちが関与しています」と、Solanellas 氏は述べています。一元化された実用的なシステムを使用して、RFEF とその地域連盟の複雑なネットワークは極めて順調に連携できるようになりました。また、このソリューションによりプロジェクトや戦略目標全体を俯瞰できるようになりました。
「各プログラム、プロジェクト、またはタスクを完全に把握できるようになり、情報に基づいた決定ができ、より迅速かつ効率的に、組織全体にフォーカスできるようになりました。Smartsheet のおかげでこうしたグローバルなビジョンを持つことができ、私たちは理事会にそのビジョンを提示することができます」と、Nadal 氏は付け加えました。
「Smartsheet のおかげで、従来の業務文化を共同作業の文化に移行させることができ、プロジェクトごとに同じ目標に集中することができています」と、Nadal 氏は締めくくりました。RFEF は前進しながら、地元のアスリートたちが可能性を最大限に発揮できるようにし、スペイン サッカーのレガシーを永続させるという目標のもと、そのデジタル変革と現代化を続けていきます。